8:16 出社 晴れ

納車ラッシュの四国自動車です。

バタバタしすぎで写真撮り忘れネタも無いので

『おちよ地蔵』の話をしようと思います。

 

 

鏡川沿いの通勤コースのかたわらに大きな銀杏の木があります。

 

 

その根元に全国的にも珍しいらしい母子地蔵があります。

これを『おちよ地蔵』といいいます。

その由来をお話したいと思います。

 

『おちよ地蔵』の由来

 

今からおよそ170年ほど前、ここ朝倉堰は大雨のたびに決壊し、朝倉やその下流の鴨田地区は

ひどい水害に悩まされていたそうです。

 

ある年、水神さまをしずめるために、人柱をたてる事になり

お百姓さんの娘ちよに、白羽の矢がたちました。

 

ちよは13歳の美しい娘で、母親と二人幸せに暮らしておりましたが、

村人たちのたっての願いに、母親の面倒をみてもらうという約束で、人柱にたちました。

 

…それから何年かの年月が過ぎ、村人は、ちよとの約束も忘れ、やがて一人残された母も

寂しく死んでいきました。

 

ある年の夏、大雨が降り鏡川の水があふれ、人々は大きな痛手を受けました。

誰言うとなく『ちよのお母さんを放っておいた罰があたったんじゃ』ということになり

村人達は二人の霊をなぐさめようと母子二体の地蔵を堤の上に建てました。

 

向かって右がお母さん 左が娘のおちよさんです。

 

台座に寛永7年2月建立とあり1854年に作られたことがわかります。

 

 

おちよ地蔵前の朝倉堰

 

今は近代的な作りになっていますが

小生が子供の頃は石垣で作られた朝倉堰で

この下におちよさんが埋められていると怯えながらも

この川で泳いだものです。

 

今は遊泳禁止となっていますが、実際ここは水難事故が多発したところで

何人も遊泳中にお亡くなりになりました。(おちよさんの祟りか!?)

 

子供の頃より畏敬の念を抱きながら育った小生は

この前を毎日「般若心経」を唱えながら通勤しているわけです。゚(lll ̄□ ̄)

 

 

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